得意を伸ばしたくてハマった幼稚園探しの沼 教育沼⑧

幼稚園受験でご縁をいただけなかったあと、私は予想もしなかった悩みに直面しました。

次、どうしよう。

保育園に不満はありません。

むしろ大好きでした。

だから本来なら現状維持で良かったはずです。

それでも私は幼稚園探しを始めました。 今思うと、この頃が一番「環境」という言葉に取り憑かれていた時期かもしれません。

選択肢は意外と少なかった

都心には園がたくさんあるように見えます。

でも共働き家庭が現実的に通える園となると話は別です。

送迎時間。

親の勤務時間。

祖父母のサポート。

兄弟との兼ね合い。

条件を並べていくと、候補はどんどん減っていきます。

我が家も同じでした。

実際、何十園も比較したわけではありません。

ある日たまたま広告で見た園がきっかけでした。

最初は軽い気持ちで調べただけ。

でも立地がとにかく良かった。

通園の現実を考えた時に、

「あれ?これ結構ありかもしれない」

と思ったのです。

私が求めていたのは英才教育ではない

誤解されることがあります。

教育環境を探し始めると、

「知育重視なんですね」

と言われることがあります。

でも実は少し違います。

私は特別な英才教育を求めていたわけではありません。

先取り学習もそこまで興味がありません。

東大に行ってほしいとも思っていません。

私が見ていたのは、

その子の得意を伸ばせるかどうか。

それだけでした。

長女に合う集団を探していた

長女は昔から周囲をよく見ていました。

理解も早い方でした。

だからこそ、

周りと同じレベル感で過ごせる環境があるといいな

と思っていました。

これは決して優劣の話ではありません。

大人だってそうです。

話の合う人たちといる方が楽しい。

子どもも同じだと思うのです。

だから私は、

長女が無理なく自然体で過ごせる集団を探していました。

面接で入るという安心感

意外だったのがここです。

以前の私は、

選抜とか面接とかにあまり良い印象を持っていませんでした。

でも実際に経験すると少し違いました。

少なくとも、

同じプロセスを経て入園してくる。

それは一つの安心材料でした。

長女がお教室で積み上げてきたことも活かせる。

挨拶。

返事。

待つこと。

話を聞くこと。

そういう経験が無駄にならない。

それも大きかったと思います。

説明会で夫婦が納得したポイント

説明会では色々な話を聞きました。

英語。

運動。

知育。

プログラム。

でも不思議と英語そのものにはそこまで惹かれませんでした。

正直に言うと、

英語だけなら別に他でもできる。

そう思っていました。

私たち夫婦が納得したのは別の部分です。

なぜこの教育をするのか。

なぜこのカリキュラムなのか。

その説明がとても論理的だった。

そこに共感しました。

地味だけど魅力的だったもの

説明会で印象に残ったのは派手な演出ではありません。

毎日ある体操。

パターンブロック。

手先を使う活動。

集団で考える時間。

そういう積み重ねです。

もし将来小学校受験を考えるなら、

ベースの力になるかもしれない。

そんな期待もありました。

学費は高かった

もちろん理想だけでは決まりません。

最後に残ったのはお金です。

高い。

本当に高い。

何度計算したかわかりません。

我が家には子どもが3人います。

長男の中学受験もあります。

今後何が起きるかもわからない。

だから最後まで悩みました。

それでも選んだ理由

結局、私たちが選んだ理由はシンプルでした。

長女が楽しそうだったこと。

親が納得できたこと。

現実的に通えること。

そして、

「もし」を減らしたかったこと。

もし挑戦していたら。

もし別の環境だったら。

そんな後悔を残したくなかったのです。

幼稚園探しをして気づいたこと

今振り返ると、

私は園を探していたのではありません。

長女に合う場所を探していました。

そしてたぶん、

長女のためと言いながら、

親として納得できる選択肢も探していたのだと思います。

これもまた教育沼。

環境を探せば探すほど、

正解がわからなくなる。

でも気づけば、

私はその沼を嫌いじゃなくなっていました。

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