ご縁を頂けなくて沈んだリアル沼 教育沼⑥

幼稚園受験を始めた頃の私は、どこかで「受かるかもしれない」と思っていました。

今振り返ると、少し恥ずかしいくらいです。

もちろん簡単な世界ではないことは知っていました。

ただ、長女の様子を見ていると可能性はある気がしていました。

幼児教室の先生からも前向きな言葉をいただいていました。

親なりに面接対策もしました。

夫婦で時間を見つけて練習しました。

だから結果を見た瞬間は、やっぱりショックでした。

どこかで覚悟していた。でも沈んだ

正直に言うと、

「やっぱりな」

という気持ちもありました。

幼稚園受験や小学校受験には独特の空気があります。

試験だけで決まる世界ではない。

家庭全体が見られる世界。

私はなんとなく、その感覚を知っていました。

でも、

覚悟していたことと傷つかないことは別です。

結果を見た瞬間、

夫婦で沈みました。

本当に沈みました。

面接対策も本気だった

受験すると決めたからには、我が家なりに本気でした。

家庭の方針を整理したり、

面接の受け答えを確認したり、

子どもの様子を見ながら準備したり。

だからこそ、

終わった瞬間の喪失感は大きかった。

何が足りなかったのか。

もっとできることがあったのか。

考えても答えは出ません。

正解がない世界の難しさ

夫もかなり悔しがっていました。

ただ、悔しいと同時に戸惑ってもいたと思います。

受験というと、

勉強して点数を取る。

努力したら結果が出る。

そういうイメージがあります。

でも幼稚園受験や小学校受験は少し違います。

もし今、

「同じ内容でもう一回やってください」

と言われても、

受かる気がしない。

夫は今でも言い続けています(笑)

夫はいまだに納得していない

実は今でも夫は完全には納得していないと思います。

結局何が決め手なの?

どうしたら受かるの?

という気持ちがどこかにある。

それも無理はありません。

我が家にはまだ成功体験がないからです。

幼稚園受験もそう。

小学校受験も今まさに進行中。

どれだけ準備しても、

「これが正解でした」

という答えをまだ持っていない。

だから受験の話になると、

夫はいまだに不思議そうな顔をします。

長女には受験だと伝えていなかった

一方で、長女本人はまったく別世界にいました。

(少なくても私はそう思っている)

そもそも我が家は、

受験であることを伝えていませんでした。

受験という認識すらなかったと思います。

それで良かったと思っています。

なぜなら私たち夫婦は、

幼稚園受験や小学校受験は、

子どもへの合否ではなく、親への合否だと思っているからです。

もちろん本人の力もあります。

でも家庭環境もある。

親の考え方もある。

家柄や縁もある。

いろいろな要素が絡みます。

だから私は今でも、

受かったら子どものおかげ。

落ちたら親の力不足。

そんな風に思っています。

落ちたあとが一番苦しかった

実は結果を知った日よりも、

その後の方が苦しかったかもしれません。

問題は次でした。

このまま保育園に通うのか。

別の園を探すのか。

小学校受験はどうするのか。

選択肢が増えたはずなのに、

むしろ悩みが増えていました。

私はかなり引きずりました。

本当にしばらく引きずりました。

もし受かっていたら

今でも時々考えます。

もし受かっていたら。

あの時ご縁を頂いていたら。

どんな毎日だったんだろう。

どんな友達ができていたんだろう。

どんな成長をしていたんだろう。

たぶん、この「もし」は一生なくなりません。

受験を経験した親ならわかると思います。

子どもは想像以上にたくましい

でも転機もありました。

新しい園が決まったことです。

そして4月。

長女は何事もなかったかのように新しい環境へ飛び込んでいきました。

新しい友達を作り、

新しい先生と関わり、

楽しそうに過ごしている。

私はそこで初めて思いました。

ああ、この選択で良かったんだな、と。

どこにいてもこの子はこの子

親はつい、

環境が人生を決めると思ってしまいます。

もちろん環境は大事です。

私自身、環境を重視してきました。

でも長女を見て気づいたことがあります。

どこに行っても、

長女は長女でした。

新しい場所でも。

初めての集団でも。

ちゃんと自分で居場所を見つけていました。

そしてより思います

この子、受験に向いてるな、と。

それでも今日も考える

だから今は後悔していません。

本当にそう思っています。

でも正直に言うと、

今でもたまに考えます。

「もし受かっていたら」

って。

ただ、その直後に別の考えも出てきます。

「でも本当に受かってたら、私、毎日お弁当作ってたんだよな……」

と。

そう思うと、

まあ今の人生も悪くないか、

と思えるのです。

次回 教育沼⑦ 保育園に感謝しながらハマった環境沼

ご縁をいただけなかったあと、私は次の選択を迫られました。保育園への感謝と、もっと娘に合う環境があるかもしれないという気持ち。その間で揺れ続けた話を書こうと思います。

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