長女を観察してハマった才能沼Ⅰ教育沼③

前回の「くじ運沼」で書いたように、長男の小学校生活を通して私は少しずつ教育について考えるようになりました。

とはいえ、その時点ではまだ受験を考えていたわけではありません。

どちらかというと、

「公立小学校にも色々あるんだな」

くらいの感覚でした。

そんな私が教育について本気で考え始めたきっかけは、長女でした。

完全なる親バカです。

でも今でも当時を振り返ると、やっぱり思うのです。

この子、人生何周目なんだろう、と。

我が家では当時から、

「人間3回目説」

と呼んでいました。

人間3回目という表現が一番しっくりくる

親というのは不思議なもので、自分の子どものことになると客観性を失います。

だから私は今でも、

長女が特別優秀だとか、天才だとか、そういうことを言いたいわけではありません。

ただ、どう表現したらいいのかわからないのです。

生まれた頃から、とにかく周囲を見る力が強かった。

まだ赤ちゃんだった頃の写真を見返してもそう思います。

ぼーっとしているというより、

どちらかというと

「じっ……」

と観察している。

そんな目をしているのです。

赤ちゃんらしい無邪気な表情よりも、

なぜか周囲を分析しているような顔が多い。

夫婦で写真を見返しながら、

「この子、人間3回目じゃない?」

と冗談を言っていました。

でもその表現が一番しっくりきたのです。

理解の早さに驚く毎日だった

長男がいたので、私は子育て初心者ではありませんでした。

だからこそ感じたこともあります。

もちろん男の子と女の子の違いもあるでしょう。

当時は私も、

「女の子だからかな」

くらいに思っていました。

でも今はそうではなかったと思っています。

実際に次女が生まれました。

次女もかわいい。

次女も賢い。(親バカ)

でも長女とは少し違う。

同じ家庭で育っていても違う。

だから今は、

あれは性別ではなく個性だったのだと思っています。

お着替え。

お片付け。

言葉の理解。

新しいことを覚える早さ。

どれも驚くほど自然でした。

「教えたらできる」

も、そうですが

「一度見たらだいたいわかる」

そんな感覚でした。

保育園の面談で毎回言われたこと

長女は0歳から保育園に通っていました。

我が家は共働きなので、ごく一般的な保育園児です。

毎年面談があります。

親としては多少緊張します。

何か問題ないかな。

お友達と大丈夫かな。

困らせていないかな。

そんなことを考えながら参加します。

でも長女の場合、毎年ほぼ同じ流れでした。

先生から、

「あかりちゃんはですね……」

と言われるので、

何か課題があるのかな、と身構える。

すると、

「とくにこちらからお伝えすることはなくて……」

で終わる。

本当に毎回そんな感じでした。

卒園近くまで続いたと思います。

強いて言えば、

便秘を心配されたくらい。

今思い返しても笑ってしまいます。

運動会の日に感じたこと

保育園に対してなに一つ不満はありませんでした。

むしろ感謝しかないです。

先生方は本当に丁寧でした。

だから転園を考えるようになるとは、その時は思っていませんでした。

ただ、少し気になることはありました。

運動会です。

2歳児クラスの頃だったと思います。

保護者が大勢見ている前で踊る時間がありました。

当然ながら子どもです。

固まる子もいる。

親を探す子もいる。

離れられなくて泣く子もいる。

それが普通です。

でも長女は違いました。

臆することなく堂々と踊りきったのです。

私は感動したというより、

正直びっくりしました。

(一方で、納得もしていた。人間3回目だから)

そして翌年。

周りも成長しているだろうと思いました。

でもやっぱり長女の堂々さは目立っていました。

別に他の子がどうこうではありません。

ただ、

「この子は環境が変わってもやれそうだな」

と思ったのです。

才能を伸ばしたかったのではない

ここは誤解されたくありません。

私は長女を東大に入れたいわけではありません。

医者にしたいわけでもありません。

子どもが幸せならそれでいい。

本気でそう思っています。

でも、親になると欲が出ます。

その子が持っている良い部分が見えてしまう。

すると、

もっと伸ばしてあげたい。

と思う。

これは期待というより願いに近いかもしれません。

生きているだけで十分なのに

親として嬉しかったことは何か、と聞かれることがあります。

そのたびに思います。

生きているだけで十分だな、と。

健康で。

笑っていて。

家に帰ってきて。

今日こんなことがあったと話してくれる。

それだけで十分。

本当はそれ以上求める必要なんてありません。

それでも私は、

長女の成長を見ながら、

もっと良い環境はないのだろうか。

もっと合う場所はないのだろうか。

そう考えるようになりました。

気づけば私は、

ただの親バカから

教育について考える親へ変わっていました。

そしてその先に待っていたのが、

次回書く

「軽い相談のつもりでハマった幼児教室沼」

だったのです。

次回予告

教育沼④ 軽い相談のつもりでハマった幼児教室沼

長女の成長を見ながら、

「もっとこの子に合う環境があるんじゃないか」

と考え始めた私。

そんな時、軽い気持ちで受けた幼児教室の相談が、気づけば教育沼のさらに深い場所へ続いていました。

受験なんてまだ考えていなかった私が、幼児教室と出会い、少しずつ教育の世界に引き込まれていった話です。

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